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2008年10月 3日 (金)

その債務整理、おかしいぞ (はじめに)

 平成14年司法書士法改正により司法書士の業務として簡裁訴訟代理関係業務が認められるようになり、その多くはいわゆる債務整理事件に活用されている。しかしながら、近年、司法書士の扱った債務整理事件に関し、司法書士会等に、事件処理内容が不明確、報酬が高い、金銭管理が不明確等の苦情が多数寄せられているようだ。

 個人的な感想を言えば、書籍等を通じて事件処理のみならず倫理面についても一定の指針を示してきたつもりであるにもかかわらず、上記のような苦情が多数寄せられる現状は極めて残念だ。

 債務整理事件の処理については、依頼者とその任に当たる司法書士との間で十分な意志疎通のもとに行われるべきであり、加えて、司法書士の報酬が自由化され、また、司法書士の広告規制が原則的に廃止されている現状のもとでは、何がいいとか、何が悪いなどと言うのは業界ではタブーである、という風潮があるようだ。

 しかしながら、「自由」「自由」と言っても、現実に苦情が出されている現状を鑑みると、司法書士の行った所為が必ずしも依頼者の利益とはなっていない場合があると考えられる。

 そこで、いろいろとご批判が出てくることは覚悟のうえで、個人的な意見を述べておきたい(つづく)。

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