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2009年1月

2009年1月29日 (木)

中央新人研修と特別研修の谷間は事務所で研修?

 月曜日に中央新人研修を終えた我が事務所の研修生(平成20年度合格)が、火曜日から事務所に出勤してきた。しかし、本日(木曜日)夕刻、今度は、明日から横浜で始まる特別研修のために旅だっていった。

 特別研修とは、簡裁訴訟代理関係業務を行う資格を法務大臣から認定を受けるために考査試験を受験しなければならないが、その受験資格を得るための、100時間以上にわたる研修である。研修内容は、簡裁で行われている訴訟関係の理論編・実務編と考えていただければいい。

 さて、中央新人研修と特別研修の谷間となったこの3日間は、彼に、特別研修の予行として、賃貸借契約終了による建物明渡請求訴訟の訴状起案をしてもらうことにした。生の事件であるので教科書どおりにはいかず、やや複雑な事件ではあり、おそらく、相当苦労して起案していたと思われる。

 3日間のうち、1日目は、家賃の入金状況をエクセルに入力し、いったい、いつからの家賃が滞納しているのかを確認してもらう作業である。遅れて支払われた家賃は、弁済期が早く到来した家賃から法定充当されていくので、一般的に大家さんが管理している方法とは少し違うのである。また、今回のケースは、過去の滞納家賃について、途中で分割弁済の合意をしているので、その期限の利益喪失や充当関係にも配慮しなければならないという複雑さがある。

 2日目は、滞納家賃催告のための内容証明郵便の作成であり、あわせて、賃貸借契約の解除ができるように作成してもらう。しかし、今回の場合、通常の家賃とは別に、過去に分割弁済の合意をした滞納家賃があるので、その充当関係をわかるようにして作成しなければ、賃借人に酷といういうものだ。本来はそこまで考える必要はないかもしれないが、紛争の本質に入る前に、違うところで相手方と行き違いが生じてしまうと、明け渡しの交渉にも支障が生じることが予想されるので、わかりやすく作成してもらわなければならない。

 そして、2日目後半からは訴状作成にとりかかってもらった。一応完成した訴状を赤ペンでチェックしたが、ほとんど原型がなくなってしまった。彼にとってはショックだったかもしれないが、これも経験だ。

3日目は訴状の修正など。

 ということで、特別研修に向けて、雰囲気ぐらいは感じてもらえたかもしれない。
次に彼が事務所に出勤するのは3月である。長い研修だ。

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静岡県多重債務者対策会議

 本日、静岡県庁において開催された静岡県多重債務者対策会議に出席してきた。この会議は、平成18年12月の貸金業法改正を受けて金融庁が策定した多重債務問題改善プログラムにもとづく取り組みのひとつとして設置されたものである。

 これまで、この会議では、年2~3回、行政機関、弁護士、司法書士等による合同相談を開催し、多数の相談を受け付けるとともに、この会議を契機として、各行政機関が多重債務問題に対する認識を深め、日常的に多重債務相談を受け付ける態勢が整いつつある。

 そうした効果もあって、今まで集中的に相談を受け付けていた司法書士会、県民生活センターにおける相談件数が減少傾向となる一方で、各市町等における相談窓口における相談件数が急増しているという実態が報告された。

 さて、この会議の今後の取り組みを考えるうえで、あらためて共通の現状認識をしておく必要がある。まず、この会議が設けられた趣旨である。この会議は、平成18年の改正貸金業法が来年春頃に全面施行されることにともない、多重債務問題を根絶するための取り組みのひとつである。貸金業法が全面施行されると、総量規制が始まる。総量規制とは、貸金業者の貸付を、原則として、年収の3分の1までとするものである。これは、貸付会社単位ではなく、全貸金業者という意味である。そのために、現在、信用情報機関の整備が急ピッチで進められている。

 ちなみに、3社以上の貸金業者から借入をしている人数は、全国で200万人弱であり、その平均借入残高は約100万円、平均年収は200万円前後である。つまり、貸金業法が全面施行されると、その多くが、「借りられない」という現象に陥ることは明らかである。そうすると、これまで、自転車操業で借入と返済を繰り返してきた債務者の多くが「借りられない」という状況に陥り、返済不能で路頭に迷う人々が多数出てくる。

 それに、この急激な景気の悪化が追い打ちをかける。多重債務者の多くが低収入による生活費不足により借入をせざるを得なかったにもかかわらず、その低収入がさらに減少、または収入途絶という状況になる。

 したがって、この会議の意義は、まさに、これから問われることになる。

 多重債務者対策会議が設置されて2年近く経過するが、これまでは、いわば、準備期間という位置づけで捉え、今後の活動をさらに強化すべきだ。正念場はこれからだ。

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2009年1月22日 (木)

過払金の消滅時効に関する重要判例 -最高裁-

本日、過払金の消滅時効に関する最高裁判決があった。クレサラで闘っている方たちにはきわめて重要判例である。

要旨は次のとおり

 継続的な金銭消費貸借取引に関する基本契約が、利息制限法所定の制限を超える利息の弁済により発生した過払金をその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含む場合には,上記取引により生じた過払金返還請求権の消滅時効は,特段の事情がない限り,上記取引が終了した時から進行する(最高裁HPより)。

 では、どのような場合に過払金をその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意の存在が認められるかであるが、最高裁平成19年6月7日判決(平成18(受)1887)は、①基本契約において借入限度額の範囲内において繰り返し金員を借り入れることができる、②支払額は毎月一定の支払日に前月における借入金債務の残額の合計を基準とする一定額に定められ、利息は前月の支払日の返済後の残元金の合計に対する当該支払日の翌日から当月の支払日までの期間に応じて計算するような場合には、過払金を、弁済当時存在する他の借入金債務に充当することはもとより、弁済当時他の借入金債務が存在しないときでもその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含んでいるものと解するのが相当である、と判示している。

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2009年1月21日 (水)

中央新人研修ツアー終了!

 日司連中央新人研修、筑波会場での講義が終わり、夕刻、無事に浜松に帰還した。今年の中央新人研修ツアーが終わった。

 神戸会場と筑波会場での講義は、いずれも「クレサラ問題」。主催者の要望は、「現在、司法書士にとって債務整理業務は日常業務となっているが、これは、様々な環境変化により今日の状況に至っているものであり、その影には、先人の苦難の道のりがあった。先人が、なぜクレサラ問題に取り組むようになったのかを学び、クレサラ問題に対する姿勢(マインド)を醸成する」というもの。そういう話は得意とするところであり、おそらく、主催者の意図どおりの話ができたと思う。

 講義を終わって会場を出ると、静岡の平成20年合格者を中心に十数人に囲まれた。中には、目頭が熱くなったという声も聞かれた。

 とにかく先の長い研修である。それこそ苦難が続くと思うが、がんばって欲しい。

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日司連 新人中央研修ツアー

日司連主催の新人中央研修が、18日からは西会場の神戸で、20日からは東会場の筑波で始まった。
僕は、19日に神戸で、21日に筑波で講義をすることになっているので、なかなかハードな週になっている。
おまけに、19日夕方に東京・四谷で会議が入ってしまい、移動ばかりの毎日だ。

というわけで、18日の夜に神戸に入った。毎年ホートアイランドホテルなので、何も確認せずにポートアイランドホテルに入ったら、予約されていないとのこと。急いで調べたところ、今年は、別の島のベイシェラトンだということがわかり、1時間近くかけて移動。

Sscn0032_2 その、ベイシェラトンだが、これがすばらしい。部屋の広さとか、美しさはもちろんのこと、部屋に入るとフルーツの盛り合わせが・・・。貧乏性の僕は、「これ、金取られるのかな・・・」などと考えとしまったが、ほっといたら腐るから、苺とバナナだけいただいた。

Dscn0030_2 また、18階の部屋からは芦屋から三宮あたりの夜景がよく見えた。写真は、チョー安物のデジカメで撮った夜景。結構写るもんだ。

19日の講義を終えて、一路、東京・四谷へ。5時からの会議を終えて、また新幹線に乗り、自宅に着いたのは夜11時だった。

今日は今日で、夕方から、浜松で会社分割をした会社のパーティーに呼ばれていたので、そこで腹ごしらえをして、いざ筑波へ出発。明日は、筑波会場で講義だ。

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2009年1月18日 (日)

浜松支部 新年研修会

昨日は、浜松支部の新年研修会だった。支部の業務研究委員会によるリレー報告が行われた。本年度の業務研究委員会は、過去1年間に発行された「登記研究」を題材にして、わかりやすく、3時間にわたって研究報告がなされた。最近、裁判関係の研修が多い中、久々に不動産登記について集中的に研修が行われた。委員会の若い方たち、ごくろうさまでした。

Dscn0019懇親会では、突然この方が現れ、嵐のように去っていった。

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2009年1月17日 (土)

テープレコーダーが動かない

いやー、まいった。

携帯電話に録音された会話のファイルをなんとかMP3に変換し、それをCDに焼き、裁判の証拠として提出した。

すると・・・・・

「テープで提出してください」

そこで、こんどは、MP3をCD用音楽ファイルに変換して、10年ぐらい前に子供のために買ったCDラジカセでテープに落とそうとしたところ・・・・ テープが駆動しない。

Dscn0018今度は、20年ぐらい前に買った携帯型テープレコーダーに真新しい電池を入れて録音しようとしたら・・・・ やはり駆動しない。

結局、知り合いからテープレコーダーを借りてコピーする予定となったが・・・。

未だに裁判所はテープなんかい!

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2009年1月 4日 (日)

中央大学、なんとかシード権を確保

Dscn0066 いやー、危なかった。母校の中央大学が、箱根駅伝10位と、何とか来年のシード権を確保した。

Dscn0101_2  富士山は綺麗だったが、底冷えのする芦ノ湖だった。

Dscn0125  それにしても、午前3時集合の弾丸ツアーは厳しかった。徹夜したのは何年ぶりだろうか? 帰ってから15時間爆睡!

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2009年1月 1日 (木)

年賀状 6

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年賀状 5

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年賀状 4

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年賀状 3

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年賀状 2

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年賀状 1

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