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2011年9月22日 (木)

台風15号関連相談

ほんと、すごい台風だった。浜松は直撃だった。

台風で貸事務所の屋根が飛んで、事務所がぐちゃぐちゃ・・・・・

向かいの家の瓦が飛んできて、壁が傷つき、ガラスも割れた・・・・・

このように、台風関連の相談を2件受けた。要は、民法717条の工作物責任が成立するかどうかということだ。前提として、建物が工作物にあたることは間違いなく、また、この規定は無過失責任と解されている。

そうすると、建物の瓦が落下したり、塀などの工作物が倒れるなどして、第三者に損害を与えた場合、原則として、その物の所有者や、それを預かっていた人が損害を賠償する責任を負うことになる。

しかし、これまでの判例によれば、自然災害の場合、土地・建物の所有者・販売業者・請負業者の不法行為や瑕疵担保責任は、過失なしまたは不可抗力として免責されると判断されているものもある(もっと言うと、自然災害でなくても、必ずしも無過失責任を認めていないように思われる)。

そうすると、昨日のような大型の台風では賠償義務はないとされるのが一般的かもしれない。

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