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2012年2月17日 (金)

出会いサイトの判例紹介と司法書士法改正(野々垣バージョン)

Dsc_0173 さいたま地裁越谷支部平成23年8月8日判決は出会いサイトの被害について損害賠償を認めたもの。出会いサイトの被害はメールが残っていないケースが多く、被害回復が困難な場合が多いが、同判決は、PIO-NETに蓄積されていた被害情報を証拠として認定し、勝訴判決を得たもの。

そこで、司法書士として注目したのは、このケースは、弁護士法23条の2で定める照会を利用してPIO-NETの情報を収集したということ。実は、司法書士法には弁護士法23条の2に相当する規定がない。

弁護士法
(報告の請求)
第二十三条の二 弁護士は、受任している事件について、所属弁護士会に対し、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることを申し出ることができる。申出があつた場合において、当該弁護士会は、その申出が適当でないと認めるときは、これを拒絶することができる。
2 弁護士会は、前項の規定による申出に基き、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる。

現在、司法書士法改正が議論されているが、こういった点も含めて検討して欲しい。

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