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2012年3月14日 (水)

遺言がある場合の未成年者の相続分

相続人の中に未成年者がいる場合、遺産分割協議にあたって、家庭裁判所で特別代理人を選任しなければならないケースがある。その場合、実務的には、遺産分割協議書案を提出して、未成年者の法定相続分が原則として守られている必要がある。もっとも、未成年者の母も相続人になっており、母が未成年者の養育に相続財産を使用することを予定しているなどの合理的な利用があれば、未成年者の法定相続分を下回る分割案であっても特別代理人が選任されるケースなどがある。

では、遺産の一部について、未成年者以外の者に相続させる旨の遺言があった場合はどのように考えるか。

Dsc_0202 もっとも合理的な考え方は、①遺言の対象となった財産については未成年者の遺留分の額、②遺言の対象とならなかった相続財産については法定相続分の額をそれぞれ算出し、①+②の合計額が遺産分割で未成年者に与えられればいいと考えるが、いかがだろうか。

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コメント

相続させる遺言の場合に未成年者に遺留分相当額を確保するだけでは足りないと小生は思いますが。。。

投稿: みうら | 2012年3月14日 (水) 19時02分

そうすると、どのくらいが適当だとお考えですか?

投稿: 古橋清二 | 2012年3月15日 (木) 17時56分

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