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2012年3月27日 (火)

所有権譲渡証明書に添付する印鑑証明書等の援用の可否

静岡 昭和62年度第1回第1問である。
「敷地権付区分建物の所有権保存登記を連件で申請する場合(申請人は各別人)に所有権譲渡証明書に添付する譲渡人の印鑑証明書・資格証明書等は、申請書毎に添付すべきである。」

敷地権付区分建物の所有権保存登記の申請は、概ね次の振り合いによる。

登記の目的  所有権保存
原     因  平成年月日売買
所  有 者  
添付書類   住所証明書
         租税適用証明書
         所有権譲渡証明書
         承諾書
         代理権限証書
         評価証明書

添付書類のうち、所有権譲渡証明書は、保存登記申請人に対し表題部所有者である分譲業者から建物の所有権が譲渡されたことを証する書面である。そして、その真正を担保するために、印鑑証明書・資格証明書を添付することになる。

Dsc_0210

本問の趣旨は、連件で保存登記を申請する場合においても、申請人はあくまでもマンション購入者であり、分譲業者は申請人ではないから、添付書類の援用をすることができないという趣旨であると想像する(そういう趣旨で、(申請人は各別人)とわざわざ括弧書きされているのであろう)。

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