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2012年4月23日 (月)

共有持分の一部移転登記を申請するときに添付すべき登記済証

静岡 昭和49年3月30日第288号局長照会、昭和49年10月25日第692号東京法務局長回答
甲が数回にわたって共有持分を取得した後、その持分の一部を乙に譲渡し、共有持分の一部移転登記を申請するときに添付すべき登記済証は、甲の不動産取得に係る全ての登記済証が必要である。

このケースは、数回にわたって取得した共有持分全体のうち一部を移転するという登記であるから、上記の結論になるのは当然であろう。

これに対し、昭58.4.4、民三第2,252号民事局長通達は次のとおり。

1 同一名義人が数回に分けて各別の登記により持分を取得している場合には、その登記に係るそれぞれの持分につき抵当権設定の登記又は持分移転の登記を申請することができる。
2 この場合における登記の目的の記載は「何某持分一部(順位何番で登記した持分)の抵当権設定(又は移転)」の振合いによるものとし、申請書に添付すべき権利に関する登記済証は、その持分取得の登記の際に交付された登記済証で足りる。

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一部移転、抵当権設定の対象がどこであるのかを考えれば、この結論も当然であろう。

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