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2012年5月31日 (木)

網入りガラスの破損についての裁判例

横浜地裁平成8年3月25日(原審 保土ヶ谷簡裁平成7年1月17日)では、敷金返還請求訴訟の中で、次の修繕費が問題となった。
①畳六畳の裏返し
②洋間カーペットの取り替えならびに洋間の壁・天井、食堂、台所、洗面所、トイレ、玄関の壁・天井の張り替え
③網入り熱線ガラス二面張り替え
④トイレ備え付けタオル掛けの取り付け

このうち、③については「網入りガラスは、熱膨張により破損しやすいところ、Xが破損に何らかの寄与をしたとは認められない。」として修繕費は認められず、全額大家さん負担となった。

そこで、網入りガラスについて調べてみると、有限会社伝ガラス店のホームページに次のような記載があった。

Dsc_0204

主に網入りガラスに起こる現象です。見かけた方もあるかと思われますが硝子に稲妻が走ったようにクラック・ヒビが入ってしまった状態です。(ぶつけて割れてしまった状態とは明らかに違います。)
硝子の表面は日光が当たると温まり膨張しますが、サッシにのみ込まれた部分のガラスは 温まらずに温度差が生じます。簡単にいいますとこの温度差が熱割れの原因なのですが、その差が著しいほど熱割れの危険性は高くなり、サッシの取り付け状態、日陰の状態、ガラスの大きさ、などの条件にも左右されます。
熱割れを防ぐにはガラスの内側にカーテンやブラインドを密着させないこと、冬季において暖房の風をガラスに直接当てない事、強い照明を当てない事、ガラスにフィルムやシールを貼ったり塗装をしないなど等を守ってください。 サビ割れは結露や横から吹き付けた雨などが、何らかの原因でガラスの小口に到達し、その水分を吸収した鉄線が時間をかけて膨張しクラックが入った状態をいいます。

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