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2012年6月14日 (木)

再転相続人が第1の相続について承認又は放棄をすることができない場合とはどんな場合か

再転相続人は、第1の相続に関する承認、放棄等の選択を第2の相続によりも先に行うときには、第1の相続、第2の相続のいずれも承認又は放棄をすることができる。

最判昭和63年6月21日
「甲の相続につきその法定相続人である乙が承認又は放棄をしないで死亡した場合において、乙の法定相続人である丙が乙の相続につき放棄をしていないときは、甲の相続につき放棄をすることができ、また、その後に丙が乙の相続につき放棄をしても、丙が先に再転相続人たる地位に基づいて甲の相続につきした放棄の効力がさかのぼって無効になることはないものと解するのが相当である。」

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一方、第2の相続に関する選択を先にするときは、承認をした場合のみ第1の相続についての選択をすることができ、第2の相続について放棄をした場合には、それによって第1の相続についての選択権を失うこととなり、もはや第1の相続について承認又は放棄をすることができない。

以上を前提として、「登記研究」771号の「カウンター相談」を読んでみよう。

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コメント

第1の相続の承認は、第2の相続財産の処分にならない。

投稿: みうら | 2012年6月14日 (木) 19時05分

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