« 議事録上、株主総会の招集の手続が法令又は定款に違反していることが明らかな場合の登記申請手続 | トップページ | 債権の準占有者への預金の払い戻しは、いつまでも古典的な考え方でよいか »

2012年7月 6日 (金)

1筆の土地の一部の時効取得と裁判手続及び分筆手続

最判 昭和45年12月18日は、一筆の土地の一部の所有権を時効取得するできることを明らかにしている。 

 では、このような事案に我々が遭遇した場合、相手方へ判決による所有権移転登記手続を求める訴訟を進行していくと思われるが、その前提として、当該訴訟の請求に対象土地の分筆登記手続を求める必要があるかということが論点となる。

 ここで、「東京地判昭和31年3月22日」は、所有権の取得者が分筆登記手続をするためには、登記名義人に代位して分筆登記申請を行うこで足りるため、判決主文において、従前の所有者である登記名義人が分筆登記手続をすべきことをうたう必要はないと判示した。

Dsc_0250

 上記は、条文の基本的知識があれば理解できる問題である。時効取得の要件、一筆の土地の一部の時効取得、分筆登記等、論点が増えても、基本的知識である条文に立ち返れば、解決の糸口を見つけることができるのではないか。

|

« 議事録上、株主総会の招集の手続が法令又は定款に違反していることが明らかな場合の登記申請手続 | トップページ | 債権の準占有者への預金の払い戻しは、いつまでも古典的な考え方でよいか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/109222/46214555

この記事へのトラックバック一覧です: 1筆の土地の一部の時効取得と裁判手続及び分筆手続:

« 議事録上、株主総会の招集の手続が法令又は定款に違反していることが明らかな場合の登記申請手続 | トップページ | 債権の準占有者への預金の払い戻しは、いつまでも古典的な考え方でよいか »