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2012年7月31日 (火)

不動産登記簿の粗悪用紙等の移記について

土地の沿革を調べる際に、コンピュータ化による閉鎖登記簿の甲区に「法務大臣の命により順位●番の登記を移記」と書かれているものがある。
この「法務大臣の命」というのは、昭38.7.18、民事甲第2,094号のようである。

 粗悪用紙の移記庁に指定された登記所における粗悪登記用紙の移記作業についての不動産登記法第24条の規定による法務大臣の処分命令は、監督法務局又は地方法務局の長が代つて命ずるものとし、その命令は指定する登記所ごとに行い、移記を要する粗悪用紙は個々に特定することなく包括的に指示してさしつかえない。なお、不動産登記法施行細則第23条の規定による申報は要せず、当該作業を実施する登記所は、その作業の完了した用紙を、逐次監督法務局又は地方法務局の長に報告するものとする。
(昭38.7.18、民事甲第2,094号民事局長依命通達)

なお、物資不足により「質」の悪い登記用紙(粗悪用紙)を利用していた時期(戦中,戦後)があったため、登記簿謄本の作成に不便、長期の保管に不向きということで新しい用紙に移記したようだ。

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コメント

表題部と甲区が一体となっているものを解消するために多くの場所で明治時代のものなど粗悪ではないものに適用されています。
千葉県はそういうことをしていませんが。
静岡県もしていないですか。

投稿: みうら | 2012年7月31日 (火) 20時27分

確かに表題部と甲区が同じ紙にあるみたいです。

投稿: 古橋清二 | 2012年8月 1日 (水) 08時48分

静岡県はほとんど知らないです。
熱海登記所に行ったことがありますが。
どうでもいい話ですが。

投稿: みうら | 2012年8月 1日 (水) 19時52分

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