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2012年9月21日 (金)

遺言者の生前に受遺者としての地位確認を求める訴えは許されるか

Aが書いた公正証書遺言の中で、甲土地がDに遺贈されることが記載されていることが明かとなった。まだ、Aは生存している。この時期に、DがAを相手取り、受遺者として地位の確認を求めることができるか。

できない。確定的な権利義務関係が発生していないために、訴えは却下される(最判平成11.6.11)。また、上記のケースで、推定相続人が遺贈にもとづく法律関係の不存在の確認を求めて訴えを提起しても、却下される(最判昭和31.10.4)。(以上、潮見佳男著「相続法第4版」)。

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コメント

日本国内の土地に関しても英国人ならば清算が必要という本があった。
物件地法なのは相続人の確定などであり、清算の有無は違うということだろうか。

投稿: みうら | 2012年9月21日 (金) 18時16分

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