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2012年10月 9日 (火)

第2遺言の受贈者の死亡により第1遺言が復活するか

遺言者は、第1遺言で「甲土地をAに遺贈する」との遺言をし、後日、第2遺言で「甲土地をBに遺贈する」との遺言をした。ところが、遺言者死亡前にBが死亡した。
この場合、第2遺言は効力が生じないことになるが、このことにより、第1遺言が復活するかという問題である。
1025条は、旧遺言の非復活の原則を定めているが、そのルールは第2遺言が効力を生じないこととなった場合ににも妥当するものとしている。したがって、本文の場合、第1遺言は復活しない。

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コメント

過払金は,「取引終了後」10年の経過で時効により消滅する,
というのが,過払金の話題のいわばじょーしきのようになっていますが,被告は,「特段の事情」により,過払金の発生の都度,消滅時効が進行したと主張しています。

「特段の事情」として,被告のとった「貸付停止措置」を挙げています。

これは,最高裁平成21年1月22日第一小法廷判決を踏まえ,過払金充当合意を含む基本契約に基づく継続的金銭消費貸借取引においては,過払金が発生しても,その後に発生する借入金に充当する可能性があるから消滅時効の期間は進行しないが,今回の事案では,被告が貸付停止措置をとったことにより,新たな借入は発生することはなく,発生した過払金を新たな借入金に充当する可能性はなくなったのであるから,過払金発生の都度,時効期間が進行していく,ということのようです。
http://ameblo.jp/takeya-j/entry-11032334030.html


投稿: みうら | 2012年10月 9日 (火) 20時58分

金融法務事情10.10号86ページ定期預金遺贈遺言後に定期預金から普通預金に預け変えた場合、普通預金に対して効力を有する。投資信託などは別に考える。
土地の場合は売却代金を遺贈したものとはされないが。
金融法務事情10.10号98ページ東京地裁23.10.31判決22ワ21353同一債権者の他の債務者に対する競売で本件債務者の弁済金を受けても時効は中断しない。
100ページ最高裁24.3.16判決22受336・福岡高裁宮崎支部21.11.27判決21ネ116・鹿児島地裁名瀬支部21.6.24判決20ワ287売買後売主が抵当権設定しても設定後買主が10年占有すれば時効により抵当権は消滅する。
116ページ東京高裁24.8.23決定24ラ904・東京地裁24.3.30決定24カ47許可抗告中・新株発行無効詐害判決に再審請求できない。

投稿: みうら | 2012年10月10日 (水) 20時43分

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