« 事実婚の問題 | トップページ | 「支払不能」の解釈に関し、弁済期の到来した債務について判断すべきであるとした事例 »

2012年11月27日 (火)

祭祀財産の承継による所有権の移転の登記の方法

登記研究776号の「登記簿」に、祭祀財産の承継による所有権の移転の登記は、「祭祀物承継」を登記原因として、祭祀に関する権利を承継すべき者が登記権利者となり、相続人が登記義務者となって共同申請により行う旨の記載がある。

被相続人が遺言によって祭祀承継者を指定することもできるとされているが、相続人のうち一人を祭祀承継者に指定する場合に、上記の共同申請の例によるのであれば、遺言執行者が他の相続人の代理人として義務者となって申請するものと考えられる。

一般的には、相続人のうち特定の者に相続させる旨の遺言には、遺言執行者を選任する実益が乏しいと思っていたが、祭祀承継の共同申請のことを考えると遺言執行者を選任しておく実益がありそうだ。

もっとも、これまで、「祭祀物承継」を登記原因として所有権移転を申請した経験はないが・・・。

|

« 事実婚の問題 | トップページ | 「支払不能」の解釈に関し、弁済期の到来した債務について判断すべきであるとした事例 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/109222/47993499

この記事へのトラックバック一覧です: 祭祀財産の承継による所有権の移転の登記の方法:

« 事実婚の問題 | トップページ | 「支払不能」の解釈に関し、弁済期の到来した債務について判断すべきであるとした事例 »